マンハッタンコードでは、モバイルアプリ開発のお仕事以外に企業の業務改善を行っております。本記事では、Webサービスを用いてどのように精肉店の業務改善を行なったのかご紹介いたします。目次背景既存のサービスを使った業務改善結び背景今回のお客様は、70代の店主様と外国籍のアルバイト様で切り盛りをしている街の小さな精肉店です。テレビや雑誌でメイン商品である和牛ステーキ串が取り上げられるなど、知る人ぞ知る有名なお店です。このお店では、以下のような問題を抱えていました。・短い期間で大量の注文が入るため注文メールの見逃し・電話での注文は手書きでメモをとる・伝票を手書きしている既存のサービスを使った業務改善いきなり全てをシステム化すると店主様や外国籍のアルバイト様の業務に支障をきたす可能性が大きかったため、今抱えている問題の解消を行うために一部のみシステム化しました。業務改善までのプロセス・ヒアリング・利用するサービスの選定・ショップデザインの作成・テストプレイ・実際に導入ヒアリング最初は状況を理解するためにヒアリングを行いました。現状起っている問題を把握し、どのようにしたら問題が解決できるのかを調査しました。背景で説明したような問題を解決するためには、問題の起因として考えられる、アナログの方式をWebサービスで行えるように提案。今回はヤマト運輸株式会社が提供している「らくうるカート」を利用することにしました。らくうるカートでできること店舗の設定:支払いや配送の設定、決済の手数料や送料の設定ができる商品管理:販売する商品の管理ができるショップのデザイン:ショップのデザインが自由にできる顧客管理:会員登録された顧客情報の名前や住所等の個人情報が管理ができる受注管理:受注のステータス管理ができるショップデザインの作成次にショップのデザインを行いました。お客様からどのようなデザインがいいかヒアリングし、実際にショップ画面をらくうるカートで作成しお客様と一緒に確認しながら、デザインに関しての意見を聞き、fixまで持っていきました。テストプレイらくうるカートを理解してもうために、実際にらくうるカートのお試し利用を使用して、実際に受注から発送までの流れをお客様に体験してもらいました。また、お客様は普段パソコンやタブレットを頻繁に使う方ではないため、タブレットの使い方・誤操作時の対応を先に教えることで、使用するサービスの不安軽減を実施しました。その後らくうるカートのサービスについて使い方を学んでもらい、実際に発注までの流れを体験してもらいました。やはり最初からうまく使いこなせることはできなかったので、何度も練習してもらい、使用できるようになりました。導入導入に際して、公式マニュアルだと実際のパソコン等の機器に触れ慣れていないお客様には難しい内容となっていたため、自分がらくうるカートを利用して独自に導入マニュアルの作成を実施しました。また商品管理やショップデザインはマンハッタンコードで請け負うことで、お客様は受注の管理・普段の業務に集中できる設計を行いました。現在も月に1回お店に伺い、らくうるカートの使用感とお店の状況を確認し、通販で販売する商品の提案を行っています。まとめ今回はアナログで対応していたお店に対して、デジタルに切り替えるときにマンハッタンコードが実施した業務改善方法について記載させていただきました。マンハッタンコードでは最初にヒアリングを密に行うことで、お客様の状況に合わせた提案や必要なドキュメント・運用サポート等のご提案をし、お客様が抱えている問題の解決を行っていきます。今進めている案件での相談やお仕事の依頼などありましたら、ぜひ弊社ホームページからお問い合わせください!