当記事では、マンハッタンコードがモバイルアプリ開発を行う際にどのように「最小構成で機能・体験」を提供しているのかをご紹介いたします。目次お客様が必要なもの vs 最小構成で必要なもの最小限でモバイルアプリ開発を実現するためにまとめお客様が必要なもの vs 最小構成で必要なものモバイルアプリ開発に関わらず、システム開発では「要件定義→外部設計→内部設計→開発→単体設計→結合テスト→システムテスト」という工程があります。つまり要件定義でお客様が何を実現したいのかによって開発時点で必要なドキュメント・実装時間が変わってきます。例えば、お客様が10個要件を出したとして、その10個の要件が本当に必要なのかを考えます。観点1. iOS/Androidのリリースする上で必須なもの2. サービスとして必須か必須ではないか1. iOS/Androidのリリースする上で必須なものiOS/Androidのリリース時にはストアへ申請をする必要があります。申請には申請するための情報と、アプリの中に入れないといけない機能・情報がないとリジェクトされてしまい、リリースすることができません。2. サービスとして必須か必須ではないか例えばキュレーションアプリを開発する際、必須となる機能は「情報を表示すること」です。情報が表示されなければキュレーションアプリでは無くなってしまいます。他によくある機能としては、コメントやいいね機能がありますが、それらがなくてもキュレーションアプリとして成り立つので、必須機能には含まれません。また、サービスの顔となる機能も必須になります。キュレーションアプリにお客様の独自の機能をつけることで、サービスとして売り出すということであれば、それが必須の機能ということになります。このように、お客様が挙げた10個の要件とリリース期限に対して、どのように実現するかをすり合わせる必要があります。最小限でアプリ開発を実現するために弊社マンハッタンコードでは、FRONT-END LAB(フロントエンドラボ)というサービスで「最小構成で機能・体験」を提供する仕組みを持っています。マンハッタンコードではヒアリング時にお客様のご要望とリリース時期に合わせてご提案をしているため、モバイルアプリ開発の知見がないお客様に特に喜ばれています。また、弊社では約40種類のドキュメントテンプレートが存在しており、実際の案件でテスト項目書が必要になった際、1時間程度で作成してお客様に1画面分の項目を埋めてご提案しました。そのときの案件の記事が以下になります。%3Cdiv%20class%3D%22iframely-embed%22%3E%3Cdiv%20class%3D%22iframely-responsive%22%20style%3D%22height%3A%20140px%3B%20padding-bottom%3A%200%3B%22%3E%3Ca%20href%3D%22https%3A%2F%2Fnote.com%2Fmhtcode%2Fn%2Fn8d9531082149%22%20data-iframely-url%3D%22%2F%2Fiframely.net%2FJqKppbU%3Fcard%3Dsmall%22%3E%3C%2Fa%3E%3C%2Fdiv%3E%3C%2Fdiv%3E%3Cscript%20async%20src%3D%22%2F%2Fiframely.net%2Fembed.js%22%3E%3C%2Fscript%3Eまとめお客様の要件を全て詰め込んでリリースするには、大きな時間とコストがかかります。早くリリースしたいけれど、全ての機能を詰め込みたいというお客様の声をよく聞きます。そういった意見をヒアリングしつつ、どれを必須として先にリリースさせ、その後のリリースでどの機能を盛り込んでいくかを提案することで、質の担保された状態で必要な機能のリリースを素早く実現することができます。また、モバイルアプリ開発では実装に必要な設計書・手順書等のドキュメントを用意する必要があります。それは、手戻りやバグのないアプリを開発し、保守運用をしていく上で長期的に使用する重要なものです。弊社では早期にリリースするためにこのドキュメントのテンプレートを用意しており、ドキュメント制作にかかる工数を大きく削減することで、最小限でのアプリ開発をご提供できるようにしています。